久しぶりに人前で泣いた。傷が癒えるのはこれからだって気づいた。

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※2019年7月21日に書いたものです※

人前で涙を流したのはいつぶりだろう。
傷は癒えてなんかいなかった。癒えてきたフリをしていたんだろうと思います。

最近のKは、低空飛行ですが安定しています。

学校へ行くのは毎日ではありませんが、たまに「めんどくさい」と言いながら、なるべく負担のないように少しずつ行っています。

引っ越してはじめての個人懇談

先日、引っ越してきてから初めての個人懇談がありました。

色々ゆっくり話せる機会なので、前の学校でのことを…すべては話せないかもしれないけど、できる限り話そうと思ってのぞみました。

先生方はとてもいい先生です。
申し訳ないけど、前の学校の先生とくらべものにならないくらい。

引っ越してきてから、「ここにきてよかった」って半信半疑ながら思ってきて。
たぶんこの気持ちは間違っていないと思います。

懇談ではこの学校に転入してからのKのようすを聞いたり、指導計画に沿って話したり。

毎日来ているわけじゃないので、どうしても特性とか、どのくらい勉強が遅れているか、何が苦手かというのがあまり把握できていない状態で書いているので、もし違ったら言ってください」と先生。

でもこんな短期間なのに、おおよそ合ってました。子供とちゃんと向き合ってくれている。そう思いました。

引っ越してからすぐ、子供の障害のことや特性、今後の希望や願いなどを書く紙があって。

Kの願いは「楽しく過ごしたい」、私の願いは「楽しく過ごしていきながら、本来の自分を取り戻してほしい」と書きました。

先生から「本来の自分を取り戻してほしい」というのはどういう感じかと聞かれて、私は前の学校でのことを少しずつ話しはじめました。

前の学校であったこと。
支援学級の先生どうしの不仲。
それによる突然のクラス分け。
そこから問題のあるクラスメイトと二人きりで逃げ場がなかったこと。
給食のはなし。

Kは本来とってもほがらかで優しくて、ユニークな子で…でも今とことんネガティブで、だから本来の自分を取り戻してくれたら…って話したときにはもう、こらえきれなくて。

私は先生方の前で涙が止まらなくなってしまいました。

辛かったことが走馬灯のようによみがえってきて。
引っ越してきて少しずつ傷は癒えてきたと思ってたけど、私はずっと内側に秘めていただけでした。

まだ傷はひとつも癒えてなかった。

〜〜〜

先生:「お母さん、色々あったんですね。色々積み重なって今にいたるんですね。」

私:「すみません…なんかすみません…」

先生:「こちらこそ、辛い話をさせてしまってすみません。」

転入してからのKのようす

それから先生は、転入してからのKのようすをたくさん話してくれました。

先生:「Kくんはなんかおもしろいですよね。この間も体育で、投球フォームがすごく独特で(笑)」

先生は身振り手振りで教えてくれて…それがまさにKがとる行動で。

私:「あ、それはもしかしたら緊張や恥ずかしさをごまかすときの行動かもしれません。わりと緊張すると変な行動をとりがちなんですよ(笑)」

先生:「なるほどー!いえ、私はちゃんとした投げ方で…とか思わないので、Kくんのやり方で尊重していいと思ってます」

きっとここで投げ方が違うとか、きちんとやりなさいとかってなると、子供はもう辛くなっちゃう。

それも先生はわかってくれているんだなって思いました。尊重するって大事だなと。
(あとからKにこのことを聞いたら…「かっこつけてみた」と言ってましたが)

あとは校外学習のときのこととか…「懇談のときに見せようと思ってて」と先生写真を見せてくれて…。

そこに写っていたのは、楽しそうなK。おもしろいことをするK。
それを見て…今度はうれしくて涙が止まらなくなって。
笑いながら泣いていました。

環境を変えて、本当によかった。

環境って本当に大事

少し落ち着いてから、思っていたことを伝えました。

私:「でもこちらの学校にきて、少しずつ行くようになってから、Kは前のKに戻ってきていると思います。
だから本当に少しずつ、ムリのないように今後も行けたらいいなと。」

先生:「そうですね、私もKくんが、学校が楽しい!と思えるように、これからも向き合っていきたいと思います。
色々積み重なっているので、ひとつひとつ小さなことから安心して過ごしていけるように…今後も色々教えてください。」

ここに来て本当によかった。
引っ越してから思ってきたけど、あらためてここに来てよかったと思いました。

だって笑顔が増えたから。
子供が本当の自分を少しずつ取り戻しているから。

書き留めておきたいことがまだまだあるのですがなかなか時間がなく…でも忘れてしまわないように、
ちょっと行けているからとムリをさせてしまわないように、自分のためにも記録しておきたいのでまた近々書きます。

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