不登校の「罪悪感」は少しずつでいいから減らしていけたら。

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※2018年4月10日に書いたものです※

Kが学校へ行けなくなってから4ヶ月が経ちました。

春休み直前、担任が転勤になるからとあいさつに来て。

きっと来年度もいるんだろうなと思っていたから、ちょっと驚きました…でも、申し訳ないけどほっとしたのが正直な気持ちです。

転勤になった先生が最後に家庭訪問したときのこと

Kは最後まで、先生に会うことはありませんでした。

不登校になってしばらくは、先生が訪問しにやってくると必ず部屋の隅っこに隠れて出てこなくなって。

それでも今は、玄関と部屋を隔てるドア越しにいるようになりました。

少しずつ心境が変化していたのかもしれません。

ドア越しにいるKには、先生も気づいていました。
最後に顔が見たいと思ったのでしょう。

先生はKの名前を呼びました。でも出てきません。

Kを呼ぶ声がどんどん大きくなって、隣の家の犬が吠えるくらいになってしまい。
その声がうらめしい気持ちも込められているような気がしてきました。

学校に行けなくなった大きな原因でもある先生とは、最後まで信頼関係を回復することはできませんでした。

先生が転勤になったのはきっとKが行けなくなったからだと、考えなくてもいいことを考えてしまって。

こういうときについ相手のことを考えてしまうのは、私の悪いところです。

しばらく、考えこんでしまいました。

自分以外にも学校へ訴えてくれた人がいた

それから数日して、以前の担任から電話があって。私はモヤモヤした気持ちを正直に伝えました。

「○先生が異動になったのは、やっぱりウチのことがあったからですよね…」

すると先生は、「いや、それだけじゃないんですよ。
実はほかのお母さん方も、子供のようすなどを見て○先生は子供をきちんと見ていないって、校長先生に直談判しに行っていたようで。
それも加味されてのことだと思います。」と。

不謹慎かもしれないけど、ちょっと心が軽くなりました。

と同時に、先生に疑問を持っていたのは私だけじゃなかった、同じ気持ちだったんだと…。

きっと来年度も異動せずいるだろう、だからKの担任にならずとも他の子の担任になることはある。

そう思っていたから、もしかしたらKが、Kの担任にならなければ誰かがまた、同じように苦しむのかもしれない…でもどうすることもできないと、すごくモヤモヤしていたんです。

だから、これで良かったんだ。

Kを苦しめたクラスメイトは卒業し、先生も異動になった。これで良かったんだと自分に言い聞かせています。

何かが変わってきた春休み

そして春休み。

気のせいか、Kの顔が以前よりも明るくなってきた気がします。
でも不安もあるのでしょう。学校のことが気になっているようすです。

不登校になってから朝はどんどん起きられなくなっていたのに、急に「明日から7時に起きるから」と。

朝見たいテレビがあるからと…でもなかなか起きられない、結局遅く起きるという日が続きました。

もしかしたらKの中で、「4月から新年度だし学年も上がる。イヤな人たちももういない、だから学校へ行こう」と思っているのかもしれません。

いやでも、また無理しようとしているのかもしれない。

私も最初は、あの子が卒業したらまた行けるようになるんじゃないか、先生が変わればまた…と思うときもありました。

でも、Kの心の傷はそう簡単に癒えるものではありません。

だから新学期から行けるようになるとは思わないし、無理をさせてはいけないと思っています。

Kのようすを見ていて、心境の変化があったことはわかるし、ものすごく葛藤している部分もあると思います。

同じように、不安もきっと。

心機一転、楽しいことからのんびり始める

4月。年度初め。

不安や葛藤を忘れるくらい楽しいことから始めようと思って、Kと2人で旅に出ました。

どうしても暗い気持ちではなく、明るい気持ちで始めたかったから。

1泊2日だったけど、Kはすごく楽しそうでした。私も楽しかった。

旅行から帰ってきて、Kが一言。

「いやぁー我が家に戻ってきたねー。」

と、すごく悲しげに言いました。

楽しかったからそのぶん頑張ろうと思っているのかもしれないけど、別に頑張らなくていい。

周りに急かされるけど、私はKの気持ちを大事にしていきたいと思います。

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