「学校を休む」ことの罪悪感は大人が思う以上に感じている

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※2017年12月10日に書いたものを再掲しています※

Kが完全に学校へ行けなくなってから、20日ほどがたちました。

不登校になるまでの出来事を振り返ってみて、すごく辛いのにすごく頑張らせていたことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

振り返っても、過ぎてしまったことはもう巻き戻すこともできない。

それはわかっているけど、どうしても考えてしまいます。

子供が辛い思いをしているのに、「学校へ行かなくていい」と言えなかった

最近やっと気づきました。
「辛いなら行かなくてもいいよ」と子供に言えなかったことが、結果的に苦しめていたことに。
最悪の事態になる前に気づけて本当に良かったです。

と同時に、無理に行かされている子供は少なくないのかなと思っています。

私にできることは、こうして経験したことや思ったことを書いたりつぶやいたりすることしかできません。

でも知ってもらうことで、子供の不登校や教育問題に関心を持ってくれる人が、一人でも増えればいいなと思っています。

先週は校外学習があったけど、行けませんでした。

そこで少しでも気分転換をと思い、お出かけをしようと前日から2人で考えました。

あいにく我が家の住む場所は、すっかり雪景色。

夏であればちょっと遠出も考えたけど、冬ら寒さと天候が…。

というわけで、「ごく近場で楽しんで来よう」という結論になりました。

しかも「せっかくだから行ったことのないところに行きたい!」というのがKの希望だったので、短時間ツアーになりました。

題して、「降りたことのない駅に降りてみるツアー」。

Kはとっても疲れやすい体質です。

でも楽しいことに限られますが、「行ったことのない場所に行く」というのがとても好きです。

不安よりもワクワク感の方が上回るからでしょうか。

電車に乗ることも久しぶりだったので、余計にワクワクしたようです。

乗り換えや乗っている時間など、道のりは結構長かったのですが、目新しいものを見つけてはとてもうれしそうに話してくれました。

到着した目的地は特に変わった場所でもなく、お昼ご飯を食べ、早々に場所を移動しました。

何にも楽しいものはなかったかもしれないけど、行ってみたい場所に行けたということに対してはとてもうれしそうで、久しぶりに2人で笑っていた気がします。

帰りはおもちゃ屋や本屋に寄り、本を1冊買い、ひとしきりいろんなものを眺めて帰ってきました。

ちょっとしたお出かけではありましたが、Kにとってはいいリフレッシュになったかな?と思っています。

「学校を休む罪悪感」は子供も同じ

子供が不登校になるとどうしても、ほかの子供たちが学校で過ごしている時間に外出することに、どこか罪悪感を持ってしまいます。

親である私がそう思っているので、子供はきっとそれ以上に罪悪感があることでしょう。

親としては、周りの目も気になる。

「学校をずる休みして遊び歩いてる」
「どうしてこの子は学校へ行っていないの?」

などと思われていないかな?と。

学校に行っている時間に、スーパーやショッピングモールなどで小学生くらいの子供を連れたお母さんを見たとき、「なんで学校の時間なのにここにいるんだろう?」と思ったこと、ありませんか?

そしてその光景を、冷たい目で見たことはありませんか?

恥ずかしながら、以前の私はありました。

今となってはそれが偏見だということがわかりますが、当事者にならなければわからないことなのかもしれません。

それぞれ理由があって、悩みがあって、考えがある。

「他人の行動や言動を気にしすぎている」という部分は、多かれ少なかれあるのではないでしょうか。

他人が何をしようが自分には関係ないのに、どこか必要以上に他人の行動を批判的に見ている。

これは私自身に対しても言えることです。

人は人、自分は自分という意識を持つのは難しいのかもしれないけど、他人の言動や行動を気にしない、スルーするスキルを持ち合わせていた方が、楽に生きていけるはずなのに。

親が罪悪感を持たないと子供は安心する

実はこの日の帰り道、ちょうど学校の下校時刻とかぶってしまって。

意識的に時間をずらそうと考えたのですが、「もういいや」と思って。

でもいざランドセルを背負った子供たちを見ると、無意識に歩く速度が速くなっていて、「誰かに会うと困るから」とKを急かしてしまいました。

猛吹雪のなか小走りで帰り、家にたどり着いてやっと我に返り。

世間体を気にしている自分が心底イヤになりました。

ただでさえ罪悪感を感じているKに対して、余計に罪悪感を感じさせてしまう結果になってしまったから。

親が他人の目を気にしすぎてしまうこと自体が、子供が罪悪感を感じてしまう原因にもなる。

今回気が付いたことです。

「気にしない」ということは難しいことかもしれない。でも、不登校の子供は色々な部分で深い傷を負っています。

だから親の理解が大切なのに、その親がまわりを気にしていれば子供の罪悪感は増すばかりで。

ネガティブなことばかり考えていれば、親子でどんどんネガティブになってしまいます。

周りを気にせず過ごすこと、罪悪感なんて感じないくらい楽しく過ごすことが、今の私とKの課題です。

大丈夫、きっと今を思い出として笑い飛ばせる日がくるはず。

そう思える日が、きっと。

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