通信制高校を選んだ理由。最大のメリットは「自由」であること

進路・通信制高校
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私の子供は、通信制高校で勉強しています。

 

通信制高校について無知だった私は、子供の進路について真剣に考えるようになるまで、公立高校の全日制普通科へ行くということしか考えていませんでした。

 

ところが子供が「夢を叶えるために、やりたいことをやるために、早いうちから将来につながることを学びたい」ということを言いだしてから、考えが変わりました。

 

ここで通信制高校を受験するという選択肢が初めて出てきました。

そんな我が家の経験談です。

普通って何?と親子で疑問を抱いた時期

周りの人たちは、子供が通信制高校を受験することに対してずっと反対していました。

 

「自分の子供には普通の道を歩んでほしい」
「学力がないわけじゃないのに、もったいない」

など、しばらく言われました。

 

「それはエゴじゃないか」とさえ言われました。

 

私も最初は「普通に人生を歩んでほしい」と思っていました。

 

 

でも色々考えるうち、自分の人生を振り返っていくうちに、「何が普通?普通って何?」と疑問を持つようになったのです。

 

中学校を卒業して公立高校へ行って、大学へ行って会社員になる。

 

これが私の思っていた普通。そして多くの人はこれが普通だと思っているでしょう。

 

でも・・・私は大学には行かなかったけど、その普通の道をたどってみて。

確かに結婚して、子供にも恵まれて、色々辛いことがあっても幸せだけど。

 

後悔せず生きてきたかというと、答えはNOで。

 

「あのときああしていれば」
「あのときこの選択をしていなかったら」

ということが、頭の中をめぐるときが多々あって。

 

 

この普通と言われる道をたどっていくことが、正解だったのか。

人生の半分くらいを終えて、すごく引っかかっていました。

 

もちろん、たどってきたからこそ得られたものもありますが。

 

だから子供が進路を決めるころから、「子供たちには後悔した人生を歩んで欲しくない」と思うようになっていました。

 

周りには反対され続けたけど子供の人生だし、子供が決めたことだから。

 

 

中学校卒業と同時に上京することを選んだ子供

わが家の場合高校入学とともに家を出るか、出ないかという選択もすごく迷うところでした。

色々話し合って出した結論は、何かを始めるなら早い方がいいということ。

 

「高校を出てからでも遅くない」
「通信制高校に行って、しかも家を出るだなんて」

どうするか迷っていたとき、周りにはこう反対されていました。

 

最初は私も「さすがに家を出るのは早いのでは?」と思っていました。

炊事も洗濯も自分でしたことのない子供が、いきなり自立して勉強と生活を両立できるのかと。

 

いきなり全くの一人暮らしは絶対にムリ。

結果的に、防犯や家事の負担などを考えて寮生活を選びました。

 

洗濯や休日の食事など、自分でやらなければならない部分も多くあるから、半自立といったところでしょうか。

 

家を出て、通信制高校で勉強しながら寮生活をする。

 

これを決めたのは、進路を決めなければならない時期ギリギリでした。

本当に悩みました・・・。

先の見えない未来を予測するのは不可能です。

でも先が見えないからと、諦めさせてしまうことはしたくなかった。

 

子供が頑張りたいと言ったのだから、それを親や周りの気持ちで封じ込めてしまうことはしてはいけないと、思いました。

 

そして中学校卒業後、私の娘は上京して通信制高校で学び始めます。

 

子供は子供なりに考えている。だから信じよう。

上京して新しい生活を始めてから、はじめての帰省中に子供はしばらく体調を崩していました。

 

きっと「慣れない生活でも頑張らなきゃ」という気持ちが、気を張らせていたんだと思います。

自宅に帰ったことで安心したのかもしれません。

 

帰ってくるまでの娘は、いきなり料理を始めたり娘にとって大きな出来事があったり。

「頑張らなくちゃ」という気持ちが強かった。

ちょっとスタートダッシュしすぎてしまったんだと思います。

 

私は周りから、「ほら言わんこっちゃない、ちゃんと休ませてあげなよ」と言われてしまいました。

 

「この選択は正しかったのかな」と私自身も少し感じていました。

「自分は間違っていたのかな・・・」と。

 

もしかして挫折しちゃうんじゃないかと少し思っていたのですが、結果的に良いリフレッシュになりました。

 

次のステップへのパワーになったようです。

 

子供が崩れると親はどうしても将来に不安を抱いたり、「これで良いのだろうか」と自己嫌悪に陥ったりします。

 

でも、それで良いと思います。
ただ子供のことを信じる気持ちだけは、持ち続けたい。

通信制高校のメリットは「自由」であること。

私立・公立に関わらず、全日制の一般的な高校なら体調を崩して学校を休むと、出席日数に関わります。

授業が受けられないことで勉強についていけない、ということにもなってしまう。

 

でも通信制高校なら、例え体調を崩しても最終的に単位が取れれば問題ありません。
※選択するコースによっては異なります。

 

 

元気になってから寮へ帰るまでの間、2人で出かけることもできました。

これも通信制高校でなければ絶対にできないことです。

 

色んな自由が利くというのが、通信制高校の一番のメリットではないでしょうか。

 

ムダな決まりごとに縛られることなく、自分でスケジュールを組むことができる。

だから子供が通信制高校を選んで良かったと、心から思っています。子供も同じ気持ちです。

 

これからもっと、通信制高校は多様化すると思います。

いやどの学校も、もっと多様化のニーズに答えなくてはならないんだと思います。

 

周りには「あの家は間違ってる」と思われているかもしれません。

「なんで通信制行ったの?」と偏見のまなざしで言われることもあります。

 

でも人に言われることを気にしていたら、何も自ら行動を起こすことはできません。

 

人生は日々チャレンジ。
失敗もあるけど、何もチャレンジしないよりはマシだと思っています。

 

娘が選んだ進路です。私は何も後悔はありません。

娘にも、胸を張って高校生活を送ってもらいたいと思います。

 

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